家に帰る気配のない、双子のピィ。

気になったデリバードはききました。

「もうお日さまが沈むよ。おうちに帰らないの?」




すると小さな双子のピィは
そろってかぶりをふりました。



「ぼくと」

「わたしはね」

「流れ星にのってやってきた、っていわれたの。」

「だから、そののってきたお星さまを探しているの。」

「お星さまを見つけるまで帰らないの。」

「きっとどこかに落ちているはずだから。」


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